
社会人になって5年。 「デキる社員もデキない社員も給料は同じなんて、自分のやり方は合ってたの?」 自分ではどうにもできないから環境を変えたい。
スキルなしの転職はできるって聞いたけど、選び方を教えて!
このブログでは、スキルにとらわれずともキャリアアップを目指す具体的なステップをお伝えします。



こんにちは。もとさえこです。
自身の転職活動と、人事担当者としての経験をもとに発信しています。
社会人生活も5年目に入ると、日々の仕事に追われながらも、ふと立ち止まって自分の未来について考える瞬間って、ありますよね。
「このままでいいのかな?」と悩むのは、むしろ成長の兆し。
理想のキャリアと現実のギャップを感じたときこそ、自分の可能性を再確認するタイミングなのです。
- 【整理】キャリアアップに関するよくある質問
- 激動の時代に自分の市場価値を高める必要性
- 目指すキャリアを確認する社会人としてのマインドセット
- キャリアの好循環をうみだす職業人としての魅力的を高めるコツ
- 未来のキャリアを支えるスキル
- キャリアアップにむけた具体的スキル
誰にだって「スキルが足りない」と不安になる瞬間はあります。
それでも大切なのは、「スキル不足」ではなく「自分らしさ」を活かしたキャリアの選び方。
その道が開かれていく過程で、自信を取り戻し、自分の未来を切り拓けることに気づくはずです。



まずは、自分の経験と強みを再確認するところから一緒に始めましょう!
【整理】キャリアアップに関するよくある質問


キャリアアップを考えるとき、多くの人が「キャリア」と「スキル」の違いを混同します。
理想の人生に向かう一歩を踏み出すために、違いを理解していきましょう。
キャリアアップとは?
キャリアアップとは、自分の仕事や役職において、さらなる成長や発展を遂げることを指します。
単に高い地位や給料を目指すだけでなく、自分の理想の働き方や人生の目標に近づくためのプロセスと捉えることが重要です。
例えば、新しい業界への挑戦、リーダーシップスキルの習得、または自分の価値観に合った職場への転職なども、キャリアアップの一部といえます。
キャリアアップを実現することで、仕事が自己実現や充実感につながるものとなるでしょう。
スキルアップとは?
スキルアップは、特定のスキルや知識をさらに向上させることです。
日々の仕事やキャリア全体でのパフォーマンス向上となるような、特定のスキルや知識を高めることに焦点を当てた成長のことを指します。
例えば、新しいプログラミング言語を学ぶ、マーケティングスキルを高める、あるいはコミュニケーション能力を向上させることが含まれます。
スキルアップは日々の仕事の効率や成果を向上させるだけでなく、自分の市場価値を高める効果もあります。
キャリアアップとスキルアップはどう違うの?
- キャリアアップは、職業的地位や役割の向上を目指すもので、人生の全体的なキャリアの進展に焦点を当てます。
- スキルアップは、そのキャリアアップを支える具体的な能力の向上を指します。スキルアップがキャリアアップの手段となることが多いです。
簡単に言えば、スキルアップが「道具」であるのに対し、キャリアアップは「目的地」と言えるでしょう。
この2つを効果的に組み合わせることで、より大きな成功を収めることができます。
理想の人生に向かわせるのがキャリアアップ
キャリアアップとは単なる昇進や給与増だけではありません。
真のキャリアアップとは、自分の理想の人生を実現するためのステップを積み重ねることです。
例えば、スキルを磨くことで仕事の選択肢を広げたり、自分の価値観に合った職場を見つけることがそれに該当します。
キャリアアップを目指す際には、長期的な目標を明確にし、それを実現するために必要な具体的なアクションを計画することが大切です。
そうすることで、日々の努力が単なる「仕事」ではなく「人生への投資」として機能するでしょう。
激動の時代に自分の市場価値を高める必要性


経済の先行きが見通せない激動の時代にいる
現在、世界は経済の先行きが不透明な激動の時代にあります。インフレ、金融不安、技術の急速な進化、そして地政学的なリスクなどが絡み合い、働く私たちにも直接的な影響を与えています。
このような状況では、従来の「安定した職業」という概念が揺らぎ始め、多くの人々が自身のキャリアに対する再評価を迫られることもあります。
ただし、このような時代だからこそ、柔軟な思考と行動が求められるのです。
状況が変えられないなら、むしろ受け入れることで、今後の新しい機会をつかむチャンスが増えるかもしれません。
成功体験を100個書き出してわかること
成功体験を100個書き出すという課題は、一見すると大変そうに思えるかもしれません。
しかし、これを実践することで得られるものは非常に価値があります。
仕事、お金、家族、人間関係、学び、趣味における社会人になってからの成功体験を書き出しましょう。
自分自身がこれまでに達成してきたことを俯瞰し、自分の強みや価値観を再発見することができます。
さらに、それらの成功体験に共通する要素を発見することで、自分がどのような状況で力を発揮できるかが見えてきます。
例えば、困難を乗り越えたエピソードや周囲との協力による成果が含まれていれば、それが今後のキャリアの方向性を示唆するヒントになるかもしれません。
この作業は、自分への自信を高めるだけでなく、次のステップへの指針を与えてくれる重要な方法です。
会社にキャリアパスがなければ自分自身で描く
すべての企業が明確なキャリアパスを提供しているわけではありません。そういう環境で働く場合、自分自身でキャリアパスを描く力が重要です。
まずは、自分がどんなスキルを持っているのか、何を学びたいのかを把握するところから始めます。その後、理想の働き方や目指すキャリアを視野に入れて、目標までの道筋を作成します。
会社が提供しない道も模索するのであれば、外部のリソースも活用しましょう。
ハローワークの就職支援コーナーやキャリコンサルタント、様々な業界に精通している転職エージェントは、あなたを客観的にアドバイスしてくれます。
目指すキャリアを確認する社会人としてのマインドセット


求人情報に目を通していると、単なる「職務内容」や「条件の一致」を基準に考えてしまいがちですが、求人の背後にある本質を捉えることで、より充実したキャリア選択ができるようになります。
以下では、求人の本質を解き明かし、あなたのキャリア選びに役立つ視点を解説します。
求人は協力者を募集するもの
求人とは、企業が「協力者」を探している行為です。
単なる労働力の提供ではなく、企業が社会に約束した社会貢献を実現する仲間を求めています。
この視点を持つことで、単に「応募する」のではなく、自分がどのように企業に貢献できるかを考え、相互の価値を高める関係を築く第一歩を踏み出すことができます。
上司のやり方から分かるビジョン
仕事のやり方が自分に合うかどうかを見極めるには、上司やリーダーの姿勢やビジョンを見ることが重要です。
たとえば、上司の指示の仕方や意思決定のプロセスから、そのチームや企業が目指す方向性や働き方の文化が見えてきます。
その中で、自分が共感できるビジョンや価値観を見つけることが、求められる仕事力を見極めるヒントもそのビジョンにあります。



「上司との会話がかみ合わない」、「伝えたいことを聞いてもらえない」と感じるときの振り返り方法は、後ほどご紹介します。
給料以外の報酬に目を向ける
求人情報を比較する際、給料ばかりに目を奪われてしまうのは勿体ないことです。
社会貢献の機会や、スキルアップやキャリアアップにつながる成長機会、ワークライフバランスの実現なども、大切な「報酬」の一部と捉えましょう。
非金銭的な報酬にも目を向けることで、真に納得のいく選択ができるはずです。
成果や目標へ連れていくのがマネジメント
優れたマネジメントとは、単に業務を効率よく進めるだけでなく、目標達成に向けてチームを導く力です。
セルフマネジメントする力も忘れてはいけません。
自分自身の時間やリソースを適切に管理し、成果を上げる方法を見つけることが重要です。
例えば、タスクを優先順位付けしたり、必要なスキルを学び続けることで、効率的に目標に近づくことができます。
良いマネジメントは、自分や他者を成功へと導く大きな力となります。
これから社会に必要とされる「仕事を創造できる人材」に必要なのも、セルフマネジメント力です。
キャリアの好循環をうみだす職業人としての魅力的を高めるコツ3選


上司との会話内容を整理整頓する
20代は経験を積むことで、自分の適職やキャリアの方向性を模索する重要な時期です。
その過程で「上司とのコミュニケーション」は、仕事の課題を深く理解し、自己成長に繋げるための鍵となります。
特に転職を考えている場合、現在の職場で上司とどのように会話を重ねてきたかを振り返り、それを整理することが非常に有益です。
例えば、上司に聞き入れてもらえず、分かってもらえなかったことは、自分の改善ポイントになります。
あなたが仕事で忙しいように、上司も忙しいという目線で見てみましょう。
上司にとって不要な情報を伝えてなかったか、どう言えば伝わっただろうかを振り返ります。



この整理整頓の方法は、メモ帳やノート、あるいはデジタルツールを活用しても良いですが、重要なのは「振り返り」をすることで、次の転職やキャリア形成に向けた視点を得ることです。
信用・信頼を築く「当たり前のこと」
信用や信頼を築くことは、職場に限らず社会生活の中で基本中の基本です。
特に職場では、プロフェッショナルとしての姿勢や誠実さが信用を得る鍵となります。
たとえば、挨拶・返事を欠かさない、期限を厳守する、ビジネス文章で書く、敬意を示した言葉遣いといった行動が積み重なり、周囲からの信頼を獲得します。
働いていると忘れがちな「当たり前」をしっかりと実践することで、長期的な人間関係の基盤が形成されます。
職業人として好意を持ってもらう
職場で好意を持ってもらえる存在になることは、円滑なコミュニケーションやより良い職場環境の構築に寄与します。
好意を得るためには、相手を尊重することが基本です。
挨拶や感謝の言葉を欠かさないこと、また、困っている同僚に手を差し伸べることで自然と信頼が生まれます。
さらに、自分自身の仕事に情熱を持てる部分を見つけて、ポジティブな態度を示すと、自分の気持ちも変わっていきます。
他者に対する尊重は、自らも誇りに思うような職業人としての信頼と好意を築く鍵となります。
未来のキャリアを支えるスキル


キャリアとして特定の職業を定めていれば、その職務で直接必要なスキルを磨きましょう。
その特定のスキルを支えるだけでなく、これからキャリアを見定める場合にも、人材として開花させる土台になるビジネススキルを高めていくと効果的です。
ビジネススキルは、具体的な仕事だけでなく、新しい挑戦を始めるときや、予期せぬキャリアの変化に直面したときにも役立つスキルです。
ビジネススキル①:業務を完遂するうえで必要な思考や行動のスキル
ビジネスの現場では、業務を効果的に遂行するための思考力と行動力が求められます。
このスキルには、目標設定、段取り、課題解決、時間管理、やり抜く力、修正力などが含まれます。
たとえば、複雑なタスクを分解して優先順位をつける能力や、予期せぬ問題が発生した際に冷静に対処する柔軟性は欠かせません。
これらは「効率」と「品質」を両立させるための基盤となるスキルと言えるでしょう。
ビジネススキル②:職業人として他者との友好な関係を築くスキル
職場での円滑な人間関係は、個人の成果だけでなくチーム全体の成功にも直結します。
このスキルには、意見を伝える、傾聴、人の話を受容する、メンバーを巻き込む力、助ける力などが含まれます。
具体的には、相手の立場を理解し、そのニーズに応じたコミュニケーションを心がけることが求められます。
また、建設的なフィードバックの提供や問題解決における協力姿勢を示すことで、職場での信頼関係を深めることができます。



スキルと言うと無機質に聞こえるかもしれませんが、単に職業人としての価値を高めるだけでなく、職場の環境や文化をより良いものにする力を持っています。
ビジネススキル③:自分というリソースを発揮するスキル
現代のビジネスシーンでは、「自分自身」という最大のリソースを活用するスキルが求められます。
これは、自分の強みや個性を理解し、それを最大限に活かすことを意味します。
たとえば、必要なときにやる気を盛り上げる力や、自ら進んで新しい挑戦を受け入れる姿勢が挙げられます。
自分をリソースとして認識し、積極的に活用することで、職場での存在感を高めることができるでしょう。



ビジネススキルは、一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の仕事や学びの中で少しずつ積み重ねることが可能です。
ビジネススキルを磨こう!具体的スキル5選


達成感があるうちに定型化しておく
仕事において成功したプロセスや成果物を「定型化」することは、次の効率化への鍵となります。
特に、達成感を感じた直後にその成功要因を振り返り、プロセスを文書化したりテンプレート化することで、次回以降の作業がスムーズになります。
更には、メールや資料のテンプレートをブラッシュアップをする方が、大事な仕事に見落としがないかをチェックする余裕につながります。
修正は何とも思わないようにする
プロジェクトやタスクにおいて、修正が求められることは珍しくありません。
このとき、修正に対して否定的な感情を抱くのではなく、ポジティブに受け止めることが重要です。
修正依頼は、成果物をより良くするためのフィードバックと捉えるべきです。
「修正は成長の一環」と考え、自分のスキルや視野を広げる機会とすることで、柔軟な対応が可能になります。
これにより、他者からの信頼も高まり、より良い結果を生み出せるでしょう。
締め切りと順番を設定してから取りかかる
仕事やキャリア形成の場面では、タスクに取り組む前に締め切りと順番を明確に設定することが、効率的な進行と高い成果を生み出す鍵となります。
特に20代のうちは、これを習慣化することで、効率的な働き方を構築しやすくなります。
まず、締め切りを設定することの重要性を考えてみましょう。
期限を明確にすることで、タスクの優先順位が自然に見えてくるだけでなく、目標達成までの道筋が明確になります。緊急性の高いタスクには早めに着手し、長期的なタスクは段階的に進める計画を立てることで、焦りを減らしつつ効率的な行動が可能になります。
順序立てて取り組むことで、ゴールが明確になり、時間やエネルギーを有効活用することができます。
結局のところ、締め切りと順番の設定はただの計画作りではなく、セルフマネジメント力を育てるプロセスでもあります。この習慣が身につけば、忙しい日々の中でも計画的に物事を進め、20代のキャリア形成を加速させることができるのです。
相手の目線で聞くように意識する
コミュニケーションにおいて、相手の目線で話を聞くことは信頼関係を築くうえで非常に重要です。
また、相手の意図を正確に把握するためには、共感的な態度や、適切な質問を投げかけましょう。
これにより、相手が安心して意見を共有できる環境を作り出すことができ、また、あなたが話を理解していることが相手にも伝わりやすくなり、より深い理解と協力が可能になります。
はっきりしない状況をそのままの形で受け入れる
仕事や人生では、はっきりしない状況に直面することがあります。
このような曖昧な状況を無理に解決しようとするのではなく、まずはそのままの形で受け入れる柔軟性が必要です。
曖昧さを受け入れることで、焦りやストレスを軽減し、新たな視点や選択肢を見つけるきっかけになることがあります。
また、曖昧な状態を楽しむ心構えを持つことで、自分の対応力や創造力を高めることができます。
まとめ:「まだ間に合う!」キャリアアップの小さな一歩を踏み出そう!
- キャリアアップとスキルアップの違いを整理する
- 激動の時代に自分の市場価値を高める必要性を把握しておく
- 社会人としてのマインドセットをする
- 職業人としての魅力を高めるコツを実践する
- 具体的なビジネススキルに取り組む
キャリアアップの旅は、どんな時でも始めることができます。
今日に何をするかという選択が、明日の成長につながります。



大切なのは一度に大きな変化を目指すのではなく、小さな一歩を積み重ねることです。今、この瞬間から未来へと続く道を歩み始めましょう!